再始動!

最後の記事から既に半年以上が。。。
随分と時間がたったものです。

今回の再始動!は本当にちゃんとやらないと。。。
ブログは仕事ではないのですが、書かないと終わってしまう。。。

書きましょう。

とか言いながら、授業の用意、原稿の用意×2でまともに今日も書けないな。。。。

とりあえず、今日は京都芸術センターにいってメディアアートを数々観た。
それを書いておこう。
あしたは明倫小学校とは別の会場に行こうかなー

ジュール・ヴェルヌ

ジュール・ヴェルヌを調査中
驚くほどの文献。。。。
大衆科学、言葉、図像、科学的想像力の関係をしっかり取り出さなければ。
ドラえもんへのステップ。
雑誌L'arcの1966年29号にヴェルヌの特集が。
フーコー、セールなどが論考を。ユリイカ1977年にはその翻訳あり。
あとヴェルヌと科学との関係は『ジュール・ヴェルヌの世紀』を参照する。

ジュール・ヴェルヌの世紀―科学・冒険・“驚異の旅”

ジュール・ヴェルヌの世紀―科学・冒険・“驚異の旅”

『ゴダール的方法』

ゴダール的方法』
黙々と読む。。。

ゴダール的方法

ゴダール的方法

人文地理学

パトリシア・モルトン『パリ植民地博覧会——オリエンタリズムの欲望と表象』、長谷川章訳、ブリュッケ、2002年の一節

建築と主体、文化との関係についての、19世紀の人文地理学のまなざし(主にポール・ヴィタル・デ・ラ・ブラックなど)

「ヨーロッパとそれ以外の地域との差異を記録し分類する学問の数々(民族学社会学、人類学、地理学等)のなかで、人文地理学は建築というものを進化論的なヒエラルキーを決定する重要な要素と位置づけた」172


「人文地理学にとって、建築は二つの有益な指標となっている。一つは人々の<生活様式>に認められる環境と人間との相互影響の度合いを計る指標であり、もう一つは異なった人間のグループ間の進化の度合いを比較して計るための指標である」173


*社会は、その社会の人種的特徴と社会を取り巻く<環境>との相互関係のもとで発展

*文明社会=その社会形態や生活様式が独自に自然環境へと適応した結果、生じる


建築は、それを含む当の社会環境・自然環境に反応する人間の文明度=進化度を測定する標し=表象となる

パリ植民地博覧会―オリエンタリズムの欲望と表象

パリ植民地博覧会―オリエンタリズムの欲望と表象

人間動物園についてのメモ

人間動物園についてのメモ

Nicolas Bancel, Pascal Blanchard, Gilles Boetsch, et Sandrine Lemaire (dir.), Zoos humaine : de la venus hottentote aux reality shows, Paris : Editions La Decouverte, 2002


「エキゾチックな人びと」に対する(フランス人の)劣等視は、エキゾチックな人びとという他者への認識が依然として初歩段階にある当時の実証主義、進化論主義、人種主義という三つの構成によって強化される。66


「人種」のヒエラルキーの設立に対する自然人類学の強迫観念は、「人種」を人間の多様性の説明図式の中で中心的パラダイムにする。人間動物園は、進化論モデルを変貌させながら、人間の「種類[race]」のこうした分類化を人で表わす。このような分類化は、パリでの人間動物園の計画の中で見い出されるし、これらのスペクタクルのイデオロギーを条件づける。66


人びとの関心を呼び覚ますことが可能な大衆娯楽の探求は、新たなジャンルの展覧会を明らかにし、それは1877年にパリの植物園で提示されることになる。